大畑鷲神社(おおはたわしじんじゃ)からかさ万灯

karakasa

大畑鷲神社(おおはたわしじんじゃ)

祭神は天之日鷲命(あめのひわしのみこと)。創建は1603年。五穀豊穣、天下太平、村内安全の神として祭られている。また風邪の治癒に霊験ありとされる。

からかさ万灯

江戸時代から続く例祭。
五穀豊穣や天下泰平、家内安全を祈願し奉納される仕掛け花火で、直径5m高さ6mのからかさ(傘)の形をした仕掛けから花火が滝のように流れ落ちる様は圧巻。
国選択、県指定無形民族文化財の指定を受けています。

直径5メートル、高さ5メートルの大カラカサ(唐傘)に花火を仕掛けたもの。
まず導火線となる綱火に点火され、およそ100メートルの距離を火花が走り、カラカサの頂点に設けられた「八つ口」と呼ばれる箱の中の花火に点火される。
そこから四方八方に火花が飛び散り、さらに火花はカラカサの周囲に吊された提灯に火を灯し、次いで「手ボタン」にいたり、まるでカラカサが雨を受けているように壮麗な火花が約7分間に渡ってしたたり落ちます。

雨乞いを願って奉納

この仕掛花火の起源は、一説によると干ばつの被害を受けた農民たちが雨乞いを願って奉納したことにあると伝えられています。
カラカサの傘の下には五穀豊穣と書かれた四角い提灯がつけられていて、この万灯が終わったのちに打ち上げ花火が夜空に放たれ祭を終えます。
花火の製作は、火薬取締法により花火業者にゆだねられるまで、村の秘伝とされ村人が行っていました。
祭には「三ぎり」「雨ごいばやし」などのお囃子も演奏されます。(県指定無形民俗文化財、国選択無形民俗文化財。)